人間型廃棄物処理機
消費者は産業廃棄物を処理させられている

放射性物質

原子力廃棄物

放射性物質照射食品

原子力発電所から出る核廃棄物が食品の照射に再利用されている。
放射線を照射する事で殺菌と芽止めに効果を発揮するからである。

照射された食品は「放射線照射食品」あるいはこれを縮めて「照射食品」と呼称する。
日本では限定的に香辛料の殺菌およびジャガイモの芽止めに使われており、
米国では香辛料への照射が急速に進み現在では照射割合が50%を超えている。

放射線量の上限は10万ラドまで認められているがこれはレントゲンの1000万倍の数値である。
現在提案されている100万ラドでは照射した食品を永遠に保存できる。
だが腐敗しないという事はバクテリアが食物と認めていないという事である。
はたしてバクテリアすら食べられない物をヒトが食べられるのだろうか?

原子力業界と明らかにそれと癒着する政府は照射食品を安全だと言い張る。
放射能を帯びず急性毒性も確認されていないというのがその論拠である。
しかし慢性的には免疫不全、突然死、不妊症を引き起こすことが明らかになっている。

7万5000ラドの照射小麦70%飼料をラットに15週間与えた実験では免疫反応が低下した。

Opinion of the Scientific Committee for Food Given to the European Commission. Brussels,13 March 1986. P.49

離乳後の仔ネズミに照射ベーコンを与えた実験ではその照射線量に応じて死亡率が高くなった。

US Government Accounting Office. The Department of the Army's Food Irradiation Program―Is It Worth Continuing? PSAD-78-146. Washington,DC,September 29,1978.

ショウジョウバエにガンマ線照射チキン、普通のチキン、チキン無しの食餌を与えた実験では、
チキン群は非チキン群より繁殖率が低下したが(ショウジョウバエは通常チキンを食べないため)、
チキン群同士でも照射チキン群は非照射チキン群と比較して繁殖率が圧倒的に低かった。
しかもその低下率は有害物質トリスを投与した場合よりもさらに低かった。

ショウジョウバエの子孫数
子孫の平均数
陰性対照(チキンなし)720.6
冷凍対照チキン332.7
熱処理チキン404.4
トリス(@ 100ppm)陽性対照(チキンなし)269.9
電子線照射チキン160.0
ガンマ線照射チキン57.1

Contract DAMD 17-76-C-6047,June 15,1979

日本におけるジャガイモへの照射は1972年に認可され1974年に開始された。
照射施設は北海道士幌町のアイソトープ照射センターのみで、
東京都だけは例外的に照射ジャガイモを取り扱っていない。

照射ジャガイモは照射マークの付いた箱に格納されていたがこの制度は廃止された。
廃止されていなくても箱から出せばどのみち見分けは付かない。
この性質を悪用して企業の一部は照射食品を違法販売している。

1986年には照射を禁じているイギリスでオランダ経由の照射輸入クルマエビが違法販売されていた。

Irradiated Foods : Illegal Importation. Early Day Motion, House of Commons Order Paper, London, April 9, 1986.

同年スウェーデンでもベルギー経由の照射輸入クルマエビが違法販売されていたと判明した。

Per Axel Janson. Dagens Nyheter (Stockholm, Sweden), August 6, 1986.

日本でも照射ベビーフード事件(粉末野菜放射線違法照射事件)が取り沙汰されている。

『毎日新聞1978年9月10日』「離乳用粉末野菜、放射線で違法殺菌、豊橋の会社四年間、飼料と偽り」